この度、様々なご縁をいただいて人生初めての書籍『できる人は超短眠!』の出版を行うことになりました。
自分自身のキャパシティに見合わないご提案をいただいたと思っていますが、本当に様々な人のご助力によって、素晴らしい形で書籍を発表できる流れとなりました。
数回に分けて、このコラムの中で、本の説明やオススメのポイントなどを伝えていけたらと考えています。今回は著者である堀 大輔の著書や短眠に対するパーソナルな感情や、執筆の流れをお伝えいたします。
2016/5/13日追記
読者から書籍の感想をいただきました。
できる人は超短眠!を実践した人の動画が公開されました!
なぜ『できる人は超短眠!』を出版しようとしたのか
堀 大輔自身から誰かに何かを提案するということは実際にはほとんどありません。
ほとんどの場合が、誰かが提案してくださり、その提案が自分の進みたい方向とズレていないのであれば、喜んで乗っかって行動するような人間です。
このような性格からか、今まででたくさんのチャンスをいただいていたにも関わらず、ほとんどのチャンスが目の前を通り過ぎるという繰り返しをしてきました。
今後も同じように、誰がどう見てもチャンスの時に手を伸ばさないこともあるかもしれませんが、静かに幸せを噛みしめる人生を生きていきたいと思っています。
実はひっそりと生きていたかった
正直に申し上げると、僕自身は自分の名前を外に出したくないといいますか、
妻と、生まれてくるであろう子供、仲の良い友人たちだけで、慎ましやかに生きていたいと思っていました。
今後の人生も、なるべく大きな物事なく、平和に生きていくことを心から望んでいます。
そんな自分が自分の名前で出版するという、思い切った行動ができたのは、単純に周りの方に後押ししていただけたからです。
自分の作り上げた睡眠の理論によって、一人でも多くの方が睡眠の悩みから解決されることを祈って、筆を執らせていただきました。
出版社とどうやって知り合ったのか
中村司さんという、伝説的なマーケッターの方にフォレスト出版をご紹介いただきました。
自分自身から、動こうとしない僕を先導してくださった上に、その後のセミナー運営などもたくさんフォローしてくださいました。
石よりも重たい僕を動かすのは大変なことだったと思います。
本当に感謝しております。
以前、Discover21様にて、出版をしていただけるというお話もあったのですが、これも本当に親しい友人からのご紹介でした。(その際は、出版に至っておらず本当に合わす顔が無いほどに申し訳なく思っています…)
余談かもしれませんが、人とのご縁は人が繋いでくださるものだと思っています。
そのいただいたご縁全てに義理を通してきた人生かと言われると、恩を仇で返してきたことも山程ありますが、なるべくは、みんながWin-Winで笑っていられるような振る舞いができたらと思って行動しています。
そして空回りしています。
短眠者になれる方法やコツは書いてあるの?
よくありがちな、本では一部しか公開せず、その後のセミナーに誘導する…といった類の書籍ではありません。今の自分が持てる力全てを出しきった本となりました。
知識やコツを書きすぎて、受講生から文句を言われそうなレベル
元々隠し事が苦手なこともあり、今の自分が文章で表現できるかぎりを書かせていただきました。
睡魔が発生する条件や、短時間睡眠の人ほど、なぜ集中力が上がるのかであったり、世の中で伝えられている睡眠理論とは全く違った観点で睡眠を紐解いています。
短眠には全く興味のない人が読んだとしても、知識欲を満たし、短眠で生活することのメリットを認めていただける内容になっています。
残念ながら、僕の文章が稚拙なために、ご理解いただけないという事態が起こってしまった際は、Nature sleep事務局にご連絡いただけると、出来る限りの回答をさせていただきます。
ショートスリーパーって習慣とか精神論ってこと?
『できる人は超短眠!』を読んで頂けるとわかっていただけることだと思いますが、あなたの想像以上に科学的なアプローチです。
メカニズムから説明できないものは、何も説明しないことを信条としていますので、”潜在意識”だけではなく”意識”や”精神”といった言葉も書の中には、出てきません。(分かりやすく表現するために、どうしても使っているところもありますが、1,2回ほどの言葉の使用となります)
習慣だけでショートスリーパーになるのであれば、受験生で徹夜をして頑張っている人は、誰もがショートスリーパーになりますし、精神論でショートスリーパーになれるのであれば、逆説的に僕のような内気で根性のない男はショートスリーパーにはなれないと思います。
短眠者の生活ってそんなに違うの?
眠たい目をこすって、無理をして頑張るのが短眠…ではありません。
真のショートスリーパーとは、眠気をコントロールし、活動するときには、
集中力を発揮し、眠るときには、誰よりも早く眠り、誰よりも目覚めが良い人のことをいいます。
本当に睡眠時間を調整できる人がいるのか?と思われるかもしれませんが、今までにもたくさんの人が、短時間睡眠によって全く違った生活を手に入れています。
できる人は超短眠!には、受講生の声も記載
Nature sleepを受講して、実際に短眠になった受講生は、過去に600人を超えます。
短眠日記という形で、とある受講生が実際に短眠になっていく姿も描かれていますので、相当な臨場感で生活の変化を見て頂けると思います。
はっきり申し上げて、別世界になります。
「たかが睡眠時間が短くなるだけじゃないの?」と思う人ほど、
『できる人は超短眠!』を読んでいただくことで、目から鱗が落ちる感覚を体感して頂けると思います。
今の日本に生きていて、「時間が余って仕方ない」という観点が生まれるだけでも、全く別世界になる想像が出来ると思います。
本だけで行動するのは危険じゃないのか?
愚直に行動する行動力と睡眠の知識は不可欠
実際に本に書いてあることだけで、120分程度の睡眠時間であれば誰でもなれると思います。
ただ、本に書いてあることを実践できるかどうかです。
難しいことが書いてあるの?と思われるかもしれませんが、実際には小学校2年生でも行動できる内容です。
世間の間違った睡眠理論(あえてこのように書きます)に惑わされず、本を信じきって行動していただくこと、自己流にならず、まっすぐ本に書いてある行動ができるかが大切なポイントになります。
正しい行動をしていると認識してくれる目が必要
正しい行動をしていると認識してくれる目が必要
自分が自分のことを見るというのは非常に難しいことです。
自分ではできたつもりになっていることも、周りからしたら全くできていないこともあります。
本当に冷静に客観的に自分を見てくれる人が周りにいるかが大切です。
短眠以外でも言えることですが、意見をくださる人の発言を真摯に受け止めて、自分の行動を改める潔さが必要だと考えています。
苦労した話や制作の裏側
出版社とのすり合わせ
色んな著者のお話を聞いていると、出版社と著者と、方向性が違ったり、著者の思った通りに仕上がらなかったりと苦労があるようですが、今回の本に関しては、フォレスト出版さんのお力添えによって、ものすごくクオリティが上がりました。
しいて言うなら、僕の文章能力の低さによって、担当者が指摘する苦労があったと思います。
普段話していることを、文章に書き直すということが、いかに難しいかを体感しました。今見返すと、初めて送った原稿と出来上がった原稿は、小学生の作文と、新聞記者の文章くらい差があります。
著者の意気込みが出版社を動かす
偉そうなことを言うわけではありませんが…出版社に対して不平不満のある作家も多いと思います。
今回の出版で僕が感じたことは、著者の取り組む姿勢と出版社の取り組む姿勢は、近いものになるのではないかと思いました。
通常業務が立て込んでいたこともあり、僕自身の取り掛かりが遅く、初めて原稿を送る納期ギリギリで、3日で書き上げたものを送った時には、担当者もクールだったように感じます。
ですが、担当者の真摯なご指摘に、最短即日で答えて、何度もブラッシュアップを重ねていく(喧嘩も重ねていく)うちに、お互いが本にかける情熱を持つことができたような感覚がありました。
僕の想像していた出版社のイメージとは全く違う形で、本当に楽しく執筆をすることができたのは、自分自身が魂を込めて執筆に打ち込んだからこそ、携わる人も熱量を持っていただけたのではないかと思っています。
日々出版業界で研鑽している担当者からすれば、プライドを持って日々打ち込んでいる業務に対して、作家が片手間のようなテンションで来られても良い気分になるわけがないですよね。
全てが初めてで用語や用途がわからない
“初校”や”初ゲラ”など、全く未知の言葉が出てくる度に、わからないと思う反面、妙なワクワク感がありました。
“あ〜…本当に出版する流れになってるんだなぁ…”みたいな感覚です。
ただ、ご迷惑をおかけするわけにはいかず、周りのみんなが知っているからこそ普通に突き進んでいくのに付いて行くことに必死でした。
これは、出版とか関係なく、どんな仕事でも一緒だと思います。
結局すぐにネット検索で用語などを調べていたのですが、
Google先生で調べる癖がある人とない人では、新しい環境になった時に、順応できる速度が全く違うんだろうなぁと思いました。
まとめ
全ての文字数を合わせると10万文字弱と、初めての出版にしては頑張った文字数だと思っています。
ただ、筆が止まるどころか、読んでいただいた人が感動してくれたらいいなぁという気持ちからか、楽しくて勝手に筆が進んでしまい、3日間で、それこそほとんど眠らずに書ききった書籍になります。
ただ、3日で書きあげた本ですが、その後何度も校正を重ねて、一生懸命最後まで書き上げました。
短眠で生活しているという前提からか、18時に校正を渡されて、次の日の朝までに提出と言われたこともありました。
今思えば、一般的には絶対無理と思われるようなスケジュールを組んでくださったのも、信頼から来るものだったのかなぁと妄想しています。
美談だけではなく、フォレスト出版の編集の方とも喧嘩もあり、ご紹介くださった人とも喧嘩をしたり、全員一緒に夜中にやり取りをしたりと、短い期間でしたが、ストーリー溢れる作品となりました。
バクマンというマンガで、最高と秋人が初めて原稿を完成させた時に、秋人が思わず泣いていたエピソードがありますが、一つの本を書ききるということが、どれほどの人を巻き込み、どれほど大変なことなのか、今回の出版に携わらせていただき学ばせていただきました。
朝日を眺めるような気持ちで、校正が終わった後の脱力感に酔っていま…せん。
すいません、一応社長をしていることもあり、日常の業務も山程あります。
それこそ毎日戦争のごとく局面が変わるため、夜中に帰宅して、夜中に出発するような生活を繰り返しています。
いつもそんな僕を温かく見守ってくれている妻や、支えてくれているスタッフには本当に頭が上がりません…。
この本で、僕の周りの人に少しでも恩返しができたらいいなぁと思っています。
印税は、スタッフの有休と旅行代金に使わせていただけたら嬉しいです。
できる人は超短眠!
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